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BL本の感想やBLゲーム萌え話、腐女子としての日常をコッソリ書いています。
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R134 / 著:橘 紅緒 R134 / 著:橘 紅緒

あらすじ>>
「俺だけ見て、俺にだけ話して、俺だけに優しくしてればいいんだよ」
四年前、白倉梓朗は幼馴染みで誰よりも大切な麻也を守るため、留学を決意した。そして今日、麻也のもとへ帰ってきた。けれど、梓朗の留学を裏切りとしか考えられなかった麻也は「一生おまえの顔は見たくなかった」と梓朗に告げる。一緒にいることに慣れすぎていたふたりの別離。それは互いに不安とより強い独占欲を抱かせもした。麻也を誰よりも理解しているのは自分だ、絶対的な自信を持っていた梓朗だったが―…。

個人的評価★=3.5

※ ブログ移動しました。
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この作者さんの本は初めて読みました。
表紙の美麗さと、帯に書かれた台詞「俺だけ見て、俺にだけ話して、俺だけに優しくしてればいいんだよ」で、買いました(*^ω^*)♪

知らずに購入したんですが、この方の作風は本当に独特です。
梓朗・麻也視点以外に、麻也が面倒を看ている由宇視点もあったりし、それがコロコロと変わるので、「あっ、梓朗視点から麻也視点に変わった」…と、切り替えなくちゃいけなかったりしました(^^;)

文章もブツブツと切れる感じなんですが、詩的で綺麗でしたが、駄目な人には駄目なんだと思います(>_<)

↓↓こんな感じ↓↓

 隙間なく唇を交じりあわせたまま、ゆっくりプールに沈んでいく。
 透き通ったブルーのなかで、シャツが両側へふわりと広がった。
 双方の躰を両腕でしっかりと繋ぎとめ、まるで酸素を分かちあおうとするように互いの舌を貪る。
 胸が熱い。
 足が自然と水中に浮力を蘇らせて、躰が上昇する。
 顔を水面から出すと同時に昇りが弾けた。軽い酸欠で呼吸が乱れているままに激しくくちづけあう。
 空気よりも相手を欲していた。
 とまらない。

(本文P.131から)

攻めの麻也は複雑な家庭環境から、梓朗にしか心を開かず、男性・女性問わず性的な行為に嫌悪しています。そんな麻也とずっと一緒にいる為に、4年前単身NYに留学に行くのですが、その梓朗の行動が麻也には裏切り行為にしか見えません。

4年後、梓朗は帰国し、離れていた間の互いの変化に戸惑いつつも、2人は再び相手を求め合います。
特に麻也の梓朗に対する子供のような執着が堪りません(*´艸`).+゚*。:゚+

一気にバァーと読み進める感じの作品ではないので、秋の夜長にじっくりと、文章間の余白を楽しむように読むのをお勧めします(*^ω^*)♪
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プロフィール
HN:
葵 日向
性別:
女性
職業:
隠れ腐女子
趣味:
BL、乙女ゲーム
自己紹介:
2006年に突如、BLと乙女ゲームが大好物になった立派な腐女子。だけど、隠れなチキンです。

BL>>
【好き】
・攻→受の激しい執着モノ。
・兄弟、同級生、幼馴染、年下攻め、ワンコ攻め

【嫌い】
・アンハッピーエンド

【苦手】
・ショタもの
・ヤクザもの(たまに好きなのもあるけど…)

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・花本ロメオ
・猫島瞳子
・鳩村衣杏

****

【特に好きなマンガ家さん】
・扇ゆずは
・佐倉ハイジ
・夏目イサク
・大和名瀬

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