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BL本の感想やBLゲーム萌え話、腐女子としての日常をコッソリ書いています。
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恋花火 恋花火 / 著:水瀬結月

あらすじ>>
伝統技能保全のため、大学の研究室から花火製作の芙蓉工房へ派遣された誠人。古色蒼然たる屋敷で彼を待っていたのは、見た目は人間とまったく変わらない『職人形』の冴だった。高度な学習機能を持つメカニズムに好奇心を刺激された誠人は、睡眠や食欲に加え、性交渉もできるという冴の疑似射精を確認すべく、早速検分にかかる。ところが、思わず交わした口づけで快感を学習してしまった冴は誠人の性感を煽りたて、快楽を極めようとし始める。いつしか二人は淫蕩な行為に耽る夜を繰り返すようになるのだが…。

個人的評価★=4つ

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お話は近未来で、21世紀初頭までは二足歩行ロボットは夢であったが、その後はより人間に近いロボットの開発に研究者達は夢中に研究・開発を行い、やがて一目ではロボットと見分けられない程のアンドロイドが誕生するが、究極の擬似人間に恋をし、命を落とす社会現象まで起きてしまい、アンドロイドは生産されなくなった社会のお話です。

近未来のお話と知らず、水瀬結月先生だから買ったので、読み始めて『あぁ~、苦手なタイプかも…』と思いながら読み始めましたが、アンドロイドの冴が住む工房が今の私達が住む実社会とかけ離れていないからか、意外とすんなり読めました。

ただ受けの誠人がことあるごとに『職人形』だとか『心を持たないアンドロイドが~』とか考えているので、現実に戻されるというか、冴が可哀相で仕方なくなりました。お話の設定にも人間がアンドロイドに恋をしたことにより社会現象が起こり、法律が定められているので、誠人が直ぐに覚悟を決めれないのも十分分かりますが、その一言で一瞬現実に戻される感があり、少し残念でした(>_<)

人間とアンドロイド、決して交わることのないモノ同士なので、どちらかの最後は辛いんだろうけど、お話なのでそこはボンヤリぼかして終わるのかと思っていたら、後半冴が片腕がもげる損傷を負います。職人形は損傷を受けると伝統のデータを取り出され、廃棄処分にされるのです。もぅ、この場面が本当に辛くて辛くて、胸が痛くなりました(ぅДT) 誠人が頑張って冴の廃棄処分を阻止しますが、ここからやろ!ってところでお話は終わるので★を1つとりました(>_<) けど、未来は明るそうなので、悲恋ではなく安心しました…(^^;)

すっごく気になるところでお話は終わっていますが、切なくて、線香花火の情景も綺麗で、私は好きな作品でした(^^) 線香花火がやりたくなるお話です♪

続編希望!
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プロフィール
HN:
葵 日向
性別:
女性
職業:
隠れ腐女子
趣味:
BL、乙女ゲーム
自己紹介:
2006年に突如、BLと乙女ゲームが大好物になった立派な腐女子。だけど、隠れなチキンです。

BL>>
【好き】
・攻→受の激しい執着モノ。
・兄弟、同級生、幼馴染、年下攻め、ワンコ攻め

【嫌い】
・アンハッピーエンド

【苦手】
・ショタもの
・ヤクザもの(たまに好きなのもあるけど…)

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【特に好きな作家さん】
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・杏野朝水
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・花本ロメオ
・猫島瞳子
・鳩村衣杏

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【特に好きなマンガ家さん】
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・佐倉ハイジ
・夏目イサク
・大和名瀬

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